消防設備

広いところには空気管式感知器!

どうも!ビッグザ武藤です!

耳が悪いのか?無線の音が聞き取れず、仕事に直接関係のないところでミスすることが増えてきました。これが続くようだと転職を考えなければなりません(笑)

さて、今日は倉庫や体育館、工場など、天井が高くて感知器の検査が困難なところに取り付けられる差動式分布型感知器の空気管式について話していこうと思います。

差動式分布型感知器(空気管式)

空気管式感知器とは空気管という配線を天井に張り巡らせ、それが熱を感知すると空気管内部が膨張して火災を感知する、というつくりになっています。

差動式分布型感知器には空気管式、熱電対式の2種類があります。(熱電対式よりも空気管のほうが多いようです)

なぜ普通の差動式スポット型を使わないのかというと、高さ制限があるためです。スポット型は8mが最大ですが、空気管式は最大15mもの高さにまで対応できます。

しかも空気管を張り巡らせておけば、試験機でちょっと試験するだけで対応する区画の点検ができるという消防設備士にもうれしい優れた感知器だといえるでしょう!!(あくまで個人的感想です(笑))

空気管式感知器の試験方法

さて、そんな都合のいい感知器、空気管式感知器の気になる試験方法ですが、方法は至って簡単です!テストポンプと呼ばれる注射器のようなものと、差動灯がない場合に限り、簡単な作りの光源が必要になります。(どちらもポケットに入れて持ち運べます!)

壁際に設置されており、(場所によっては高いところにあることもあるので注意!)ご丁寧に箱のようなカバーをしてくれているので見つけるのは容易いです。

中を開けるとテストポンプを差し込む穴、電線をとめているネジ、コックがあります。

①テストポンプに空気を入れる

空気を入れるといっても、注射器に空気を入れるだけなので非常に簡単です。どのくらい入れるのかはおおざっぱで大丈夫です(厳密に言えば1種の60m未満は0.6、60~80未満は1.1等、規定量が設定されています)

②テストポンプを穴にさす

③垂直になっているコックを水平にして空気を注入

※差動灯がない場合は電線を止めているネジL,Cにランプを取り付ける

④数秒後、差動灯が点灯したのを確認してテストポンプを外す

⑤差動灯が消えたのを確認してコックを垂直に戻す

空気管式感知器は最高!

いかがでしたか?空気管式感知器の作動試験の簡単さ、必要なものの少なさ、かかる時間の少なさ等、非常に都合のいい感知器であることは伝わったでしょうか!

実際のところ、空気管が劣化したりして異常があれば、張り巡らされた空気管を目視で点検し、はんだ等で応急処置したり、やりかえたりする手間があるようですが、わたしはそういった場面に直面したことがないので、今後意見が変わる可能性があります(笑)

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