話題

癌細胞を破壊する新たな手法を開発

どうも「もちめし」です

 

以前にも癌について記事を書きましたが

今回は癌の新たな治療法について書いていきます。

一番危険度の高い癌は?【癌の原因とステージ】どうも「もちめし」です 2019年8月9日 上皇后様に早期の乳がんがあると診断され 静養し9月以降に手術される...




新たな癌治療

ナノ粒子で癌細胞を破壊

京都大のグループが発表した

微細な穴が多くあるナノ粒子と特殊なX線を使い

癌細胞を破壊する手法を開発したとの事です。

 

これは英科雑誌「サイエンティフィック・リポーツ」に

2019年9月30日に掲載されました。

 

放射線治療とは

癌治療における放射線治療とは

癌細胞に放射線を当てることによって

癌細胞のDNAを損傷させ細胞を死滅させる手法です。

 

従来の方法では

周囲の正常な細胞にもダメージを与える危険性もあるため

ダメージを最小限に抑える必要があります。

 

新しい手法とは

京大が実験した細胞はヒトの卵巣がん

 

癌細胞核近くにナノ粒子の小さな穴に

レアアースのガドリニウムを付着させて、癌の塊に取り込ませる。

 

取り込んだ癌細胞に

特殊なX線をガドリニウムに吸収されやすい大きさのエネルギーにして

60分間照射したところ、ガドリニウムが放出した電子によって

癌細胞はほぼ死滅する。

 

新しい手法は人体に影響はないのか?

ガドリニウムに反応する特殊なX線の為

正常細胞への影響は小さく出来ると考えられています。

 

今回はヒトの卵巣がんでの実験でしたが

他の癌細胞でも高い効果が期待できるのではないか。

 

癌治療装置の課題

国内で粒子線治療で癌治療が出来る施設は19ヶ所

なぜそこまで施設が少ないのか

機器が非常に大型

粒子線治療装置は医療機器の中でも特に大型であり

少なくとも380平方メートルほどの設置面積が必要となっています。

 

あまりにも大きい為

機器を導入するために建屋を新設することも珍しくありません。

 

それも踏まえて

導入するための設置費用が高額である為

導入する施設は19ヶ所のままという事です。

 

機器の小型化に取り組む

日立製作所が粒子線治療装置の小型化に取り組んでおり

中小病院や新興国の医療機関への普及を目指しています。

 

ライフ事業統括本部の伊丹博幸統括本部長によると

「以前は治療室が複数あるような設置方法が一般的だったが

現在は治療室が1つしかないシングルルームの方が人気。

使用面積や設置コストが小さいからだ」

 

まとめ

・痛みがほとんどない放射線治療の進化

・正常な細胞への影響も少なく安全に治療が出来ると考えられる

・今後の課題としては小型化

 

いかがでしたでしょうか

 

癌は早期発見なら治療も容易いですが

転移してからは大変だと聞きます。

 

痛みが無く通院で治療が出来る放射線治療が

全国で展開できれば、癌での死亡数もかなり減りそうですね。

 

今後の開発に期待です。