病気

黒死病の再来か、中国でペストに2人感染

どうも「もちめし」です。

 

黒死病、ペスト

大昔に大流行した病気で

どれほどの病気かいまいち分からないと思います。

 

中国で2人が感染したという事もあり

知識として頭に入れておいて損はしないかもしれません。




黒死病の再来か

黒死病とは

ペスト菌と呼ばれる細菌にによる感染症の事を黒死病と呼ばれます。

ペスト菌とは

グラム陰性の通性嫌気性菌であり、腸内細菌科に属します。

人類の歴史の中で最も致死率の高い伝染病であり

1347年から1353年にかけて流行し

ヨーロッパ全人口の約3分の1が亡くなりました。

 

感染経路について

ペストは元々齧歯類(げっしるい)に流行した病気

蚤が感染したネズミの血を吸い、

次いで人が血を吸われた時に刺し口から菌が侵入する場合と

感染者の血痰などに含まれる菌を吸い込んだりすると感染する

 

症状は

潜伏期間は2~7日

全身の倦怠感に始まって寒気が起こり、39℃~40度の高熱が出ます。

その後の症状は2パターンに分けられます。

線ペスト

リンパ節が冒された場合がこの線ペスト

ペストの中でも最も頻度の高い病型です。

 

感染したノミに刺された場合、刺された場所から近いリンパ節が腫れ上がり

腋下や鼠径部のリンパ節も腫れて痛みが出ます。

腫れの大きさはこぶし大まで大きくなります。

 

ペスト菌は肝臓や脾臓でも繁殖して毒素を作り出すため

その毒素により意識は混濁、心臓が衰弱して

治療しなければ数日で死亡します。

 

肺ペスト

肺ペストの流行が続いた後起こりやすい病型です。

線ペストを発症している人が2次的に肺に菌が回って発病

または、感染者の咳やくしゃみによって飛散したペスト菌を吸い込んで発病します。

 

頭痛や40℃の高熱、下痢や気管支炎や肺炎により呼吸困難が起こり

血痰を伴う肺炎となります。こちらも治療しなければ数日で死亡します。

 

敗血症

1割がこの病型です。

局所症状が出ないままペスト菌が血液を通って全身にまわり

急激なショック症状が起き昏睡、皮膚のあちこちに出血斑が出来て

手足の壊死を起こし、全身が黒いあざだらけになって死亡

これが別名黒死病と呼ばれる所以です。

 

治療について

感染症指定医療機関に隔離され、

抗生物質による治療が行われます。

 

21世紀現在の日本では抗生物質がある為

死亡例はありません。

 

予防策について

■ペスト菌を保有するノミやネズミを駆除

■線ペスト患者の体液に触れない

■患者部屋への立入規制

■患者の2メートル以内に接近する場合マスク、眼用保護具、ガウン、手袋を着用

■テトラサイクリン、ドキシサイクリン、ST合剤の予防内服

なお現在の医療では

ペスト菌に対するワクチンは存在しておりません。

 

動画によるペストの解説

まとめ

過去には凄惨な被害が出た黒死病

現在でもワクチンは無いそうですが

抗生物質の開発によって日本での死者は出ていないのが救いですね。

 

海外に旅行に行く方は特に気を付けて下さいね。